大分で Theo Jansen.

みなさんこんばんは。大分へ行ってまいりました。もちろん竹製品の打合せに。

今回は新製品開発という建前(?)ですが、たとえ同じもののオーダーだけであっても制作者と膝を突き合わせての会合ははずせません。特にそれを生業としているような本物の制作者とは。行く度、合う度に必ず何らかの刺激をもらえます。現地に行かなければ浮かばないアイディアもあります。そんなことで予想通り、有意義な時間を過ごすことができました。

そんな前振りではありますが、本日は大分に行った理由のもうひとつ、大分市美術館ネタを。大分市は今年で誕生100年を迎えるそうで、その記念事業の一環としてオランダのアーティスト テオ・ヤンセン展を大分市美術館で開催しています。 テオ・ヤンセンと言えばビーチアニマル、大分と言えば竹工芸。[テオ・ヤンセンさんやビーチアニマルなどの詳しい情報はわたし如きではとても語り尽くせませんので こちらなど をご参照ください] という わかりやすい展開でビーチアニマルを竹で作ってみようというプロジェクトが立ち上げられ、それに当店が取扱うbamwood d&w の君山氏が参加したということもあり、問答無用でGOです。それ以前にテオ・ヤンセンさんをわたくしが大好きってこともありましたのでやっぱりGOです。・・・ うお!現物はやはりスゴい。何の動力もなく、風だけで動き、水を感知すると進行方向を変える・・・しかもデカい。まだまだ進化してるとか・・・ 照明やディスプレイ、風を感じることができる会場はとてもかっこ良く構築され、動画で見たこともない作品もあり、とても素晴らしいイベントでした。来館者が10万人!を超えたとかなんとか・・・。9/30までやっているらしいですよ。