曲げわっぱのフルーツボウル。

400年に渡る秋田の伝統工芸「曲げわっぱ」。その製造工程は製材から木取り、熱湯につけて曲げ加工を施し、山桜の皮で縫いどめ、底入れをし、木地仕上げ、塗りと磨きを数回繰り返し…と膨大な手間と時間、訓練を積んだ職人の技を要します。

生活の道具として伝わったその技術を今に伝えたいと、現代の日常生活にぴったりの「曲げわっぱ」を作り出し、提案し続けている栗久さんの「顔」ともいえるのが、こちらのフルーツボウル。曲げわっぱは秋田杉のまっすぐな木目を生かして作られるので、円筒形のものが多いのですが、こちらは栗久・6代目の栗盛俊二さんが作り出した世界初の円錐形のもので、これを作り出したことによりビアカップやリングカップ等、手になじみやすくて重ねることができる曲げわっぱが生まれていったのです。このフルーツボウル、実際に見ると本当にキレイ。フルーツを入れるだけでなく、アイデア次第で色々と使えそうな逸品です。是非店頭で手に取って見てくださいね。

栗久 曲げわっぱ
フルーツボウル ¥ 29,400-

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