Industrial product 50s – 60s [Rosti]

4/12に行った長崎県美術館。SWINGING LONDON 50s~60sというタイトルからロンドンの50~60年代の括りだけかと思っていたので正直、そこまでの期待はなくぶらり散歩テイストでお立ち寄り。その時代の憧れは、とてもロンドンだけでの括りでは語れませんからね。

しかーし、行ってみたらばそこにはイギリスのものだけにとらわれず、アメリカ、イタリア、ドイツ、デンマーク、果ては日本の製品までずらり!それもインダストリアルデザインプロダクトの現物が多い!うひょ〜 これはなかなか現物では見れないぞ。いますぐ当店に並べたいものがずらりんこ。自分の中で イベントタイトルを Industrial product 50s – 60s 展と勝手に変更!

インダストリアルプロダクト(工業製品)、それはライフスタイル直結の生活用工業製品で、衣服、電化製品、生活用品と まさにその時代を反映するリアルなもの。特にミッドセンチュリーの頃の製品は [コスト][普遍]という意識に支配されたモノ作りが大半の現代プロダクトの嫌らしい部分を感じさせず、模倣の元になる製品も少ない時代故、人のアイディアと苦労が感じられる製品が多く、取って付けられたようなライフスタイルを感じさせない愛すべきものばかり。そう言った理由でこの時代の工業製品は大好きであります。もちろん職人が作るワンオフ的なカスタム製品も大好きな私ですけど。他にもアパレル(衣服)や音楽関連の展示がありましたが、日常でも見れたり聴けたりするものなので特筆すべきはあまりナシ。あ、ジミーペイジ先生の当時の衣装の陳列などはすこしウケさせてもらいました。
そんなこんなで期待をはるかに上回るインパクト!もちろん この愛すべき光り輝く時代のライフスタイル全般をテーマとするならば、少々物足りないところも感じなくはかったけど、実にバランスよく全体像を網羅している「展」ではないかと。車やバイクもあったしね。観て回っている自分は間違いなく楽しんでいましたからね。上がりましたよ。実際。希望がかなうなら、次回は60s~70s括りの ファッションアイテム抜きでお願いしたいな。

そんな時代の生え抜きアイテムのひとつが Rosti Margrethe mixing bowl。本日はウンチク無しで。当店でも安定の人気者なので、3.0L サイズの色バリエーション追加しました。追加色はAzur Red Yellow の3色。よろしくです。

Rosti  Margrethe mixing bowl 3.0L ¥ 2,205 – [税込]

前の記事

サクラとLONDON。

次の記事

SAUNDERS SLIM MATE