bamwood d&w 竹のお話。

当店では最近、平台が導入されました〜。狭い店内がさらに狭くなっております。

そんな平台にはただいま、bamwood d&wの竹製品をだだーーっと陳列中。今日はそんな竹のお話を。

大分県は全国でも有名な竹細工の産地。「竹」は日本人には身近な植物で、国内だけでも600種類もあるとか。なかでも大分の真竹は最も竹工芸に向いているそうです。そんな大分産真竹から作られた商品は、職人さん達の熟練された技術とあいまって、とってもきれい!近年、安くて大量生産された中国やアジア産のものとは当然比べ物にはなりません!
自然素材の良さは使うほどに、それぞれ使う方なりの風合いの深まりがあるところ。年を重ねるごとに深い飴色に変わってきて、何ともいえない艶が増してきます。当店のお客様でも盛り皿を20年近く大切に使われている方、バスケットをお母様から譲り受け永く愛用されている方もいらっしゃいました。

末永く愛用していただく為に、いくつか取り扱い上の注意があります。
竹は自然素材ですので急激な温度変化、高温下では割れが生じる可能性があります。また、湿ったまま、あるいは湿度の高い環境に保管されているとカビが発生する場合がありますので、風通しのよい場所に保管するようにしてください。濡らしてしまったときは充分乾かして下さいね。注意するべき時期は5月〜10月の温度、湿度が高い時です。
万が一、カビが発生してしまったら・・・
初期の場合、エタノールで拭き取ると綺麗になり、消毒殺菌の効果もあります。放置しておくとエタノールでは除去できないことがあります。そのときは薄めた漂白剤が効果があります。
日本が誇る伝統工芸品。近年、ヨーロッパでも評価が高くなってきた竹細工ですが、まずは私たち日本人が使ってみて、その良さを実感しましょう。こんな素敵なもの、海外の人のほうが良く理解してる!じゃ、なんか悔しい。と思いながらgadget+は今日も竹かごを見てアツくなるわけです。