Rwanda Basket

みなさんこんばんは。本日は 最近各種メディアにもよく取り上げられている ルワンダ製品のおさらい。

当店では 取扱い開始より早2年が経過し 何度も掲載させていただいていますが、フェアトレード製品というのは(魅力的な製品であることが最前提として) 続けていくことが最大の使命と思っていますので ご理解のほどよろしく願います。

中部アフリカに位置するルワンダは 1994年に起こった内戦により国民の10%、約80万人もの人々が虐殺されたといわれている悲しい歴史を持った国です。現在は「アフリカの奇跡」と賞賛されるほど 順調に復興していますが、虐殺の傷跡として夫を失った多くの未亡人たちは まだまだ困窮した生活を強いられています。そういった環境の中、ルワンダのバスケット作りは 困窮する女性達が生きていくための貴重な収入源となっています。ルワンダ独特の技術で編まれたバスケットの作り方は母から娘へと 脈々と受け継がれてきた伝統工芸文化で アフリカや欧米では古くから「Peaceful Basket (平和のかご)」とも呼ばれているものです。

製作は約1週間の時間をかけ、地元女性達の手作業により 現地で採れるもの(イシンギ草/サイザル麻)のみを使用して作られます。デザインも現地発信にこだわり 外部委託など一切行わず、それぞれの柄には 伝統や歴史を反映させた名前が付けられています。みなさんのいろいろなアイディアで使っていただければ何よりです!