清々しい気分でお正月を。
みなさまこんばんは。本日は先日に引き続き bamwood d&w 謹製竹箸のお話。
大分の伝統竹工芸の原料は主にマダケですが 竹に人工的な処理を加えず、山から切り出した自然そのままの竹を材料とした「青物」と、月日をかけて 油分を抜いたり天日に晒したりして白く加工した竹を材料とした「白物」の2種類に分別されます。それらの大きな違いは 色の変化や耐久性などの経年変化。青物は早く、白物はゆっくり です。当店取扱いのbamwood d&w の製品は全て白物で 昨日ご紹介した竹箸白もこれにあたりますが、本日ご紹介の竹箸は青物。ちょっと大げさに言うと「生」のお箸です。
この青い竹箸は青物なので、前述したように 油抜きをしていない素材ですので 有害物質ではありませんが 油分が 徐々に表に出てきたりもします。青さを保つ期間も含め 使用条件にもよりますが1~2ヶ月間が使用期間の目安で長期使用を意識した製品ではありません。加えて 竹細工に使用する竹は 竹の含む養分などの関係上、伐採時期が12月を中心とした2ヶ月弱ということで 年間通してご案内できる製品でもございません。
そういう背景を持ち、青竹特有のフレッシュさが清々しさを与えてくれる上に 節目を配したデザインでお正月度満点のちょっと贅沢なこの青竹箸は 超期間限定の「生」製品ですので、12/28頃お渡しできる分を 店頭予約で承っています。ご興味のある方はぜひ。
bamwood d&w 竹箸青 [S size:225mm / M size:235mm] ¥ 1,000 –